キャリアコンサルタントのための
マッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

キャリアコンサルタントのためのマッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

2019.06.11 試験

更新:

面接試験の合格基準と試験対策

みなさん、こんにちは。

株式会社パレットリンク キャリアコンサルタントの澤田 有賀里です。

今回は、前回に続き「キャリアコンサルタントになるために」というテーマで、国家資格キャリアコンサルタント試験の実技の面接試験に焦点を当てたいと思います。

キャリアコンサルタントを目指されている方にとって面接試験、つまりロールプレイは最大の難関と言っても過言ではないですよね。
その出題形式・合格基準を確認し、どのように試験対策を行ったらよいのか、 体験談を交えながらお伝えします。

  1. キャリアコンサルタントになるためには
  2. 面接試験の合格基準と試験対策
  3. 面接試験当日のマル秘テクニック
  4. 教育訓練給付金について

面接試験の出題形式と合格基準

まず面接試験の出題形式と合格基準を確認しておきましょう。
面接試験は、15分のロールプレイと5分の口頭試問に分かれています。

ロールプレイ:ロールプレイは実際のキャリアコンサルティング場面を想定して、面談開始から最初の15分間という設定で行う。

ロールプレイでは、キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態度や姿勢(身だしなみを含む)で、相談者との関係を築き、問題を捉え、面談を通じて相談者が自分に気づき、成長するような応答、プロセスを心がける。
受験者がキャリアコンサルタント役となり、キャリアコンサルティングを行う。

口頭試問:自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える。

面接試験には、3つの評価区分があり、日本キャリア開発協会とキャリア・コンサルティング協議会では異なります。
日本キャリア開発協会は、「主訴・問題の把握」、「具体的展開」、「傾聴」です。
キャリア・コンサルティング協議会では、「態度」、「展開」、「自己評価」です。

面接試験対策はどうしたらいいのか?

先ほど挙げたの各団体の3つの評価区分について、それぞれの言葉の意味やどういうことができていれば良いのかをしっかり考える必要があります。

私は、日本キャリア開発協会の試験を受けたので、「主訴・問題の把握」、「具体的展開」、「傾聴」の意味と何ができていれば良いのかを考えました。

例えば「具体的展開」は、”キャリアコンサルタントが適切な対応を取ることで、クライエントに気づき・変化をもたらすかかわり”と理解し、その上で、クライエントの問題の後ろにある考え方、価値観や感情等をクライエントが自身で把握できるように促すことができなくてはいけないと考えました。

言葉の意味を理解することは、学科試験と論述試験の対策にもなりますので、養成講座のテキストや参考書籍をしっかり読み込んで自分のものにする必要があります。

意味を理解し、何が出来ていれば良いのかが分かったとしても、実際に自分がそういった働きかけができているのか、できていないとしたらどうしたらできるようになるのかを掴むことは難しいですよね。
私自身とても難しいと感じ、私のとったロールプレイの具体的な試験対策を次にご紹介します。

NEXT :
私の試験対策体験談

きゃりぽのコンテンツ