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2021.06.08 コラム

更新:

コラム「女性のキャリアにプロティアン」

今回は、 “仕事は育児の 育児は仕事の 役に立たせる” をモットーに仕事と育児の両立を目指し、活動されている水藤 麻美さんよりコラムをご寄稿頂きましたので、掲載いたします。

皆様こんにちは、水藤麻美と申します。
私は、「家事と育児とパート勤めに奔走するどこにでも居る主婦です。」と言うのは、4年前までの私です。

現在はオフィスSAMIの代表として、自宅から半径30分圏内の企業や市役所などの公的機関からご依頼を頂き“女性の働く環境創り“のサポートを行なっています。

私自身、仕事と家事・育児との両立が保てる日数を今は年間120日と決めて働くStyleを実践しており、お陰様でその120日全てに面談・研修・講話のご依頼を頂けております。本当に感謝です。

では、「どこにでも居る主婦である私が、どうして!?」この疑問に本日はお答えしたいと思います。

最初に、今のStyleは、家事・育児の放棄ではなく両立できる道を模索した結果の産物です。

もともと私は、大手広告会社のマーケティング職に就き、忙しいながらも充実した日々を過ごしておりました。
広告会社で億単位の仕事を率いて、数々の難題をクリアしてきた経験から、“家事・育児と仕事の両立は容易い“というイメージを持ち、出産後の復職を当然のように考えていました。

そんな私を待っていたのは、家事・育児は「仕事以上に時間と体力を要する」「予定は未定で24時間フレキシブルな対応が求められる」「指南書にある一般論はことごとく通用しない」 という誤算でした。
さらに追い討ちをかけたのは、当時は “そうした私の家事と育児を主にした働き方を認めてくれる組織が少ない“という現実でした。

ただ、諦めることが苦手な私は、キャリアコンサルタントとして「私らしく働く(=両立ができる)道」を模索し、仕事をするエリア(自宅から半径30分圏内)と日数(年間120日)を決めました。
それを実現するため、自ら地元企業や近隣の市役所を周り、今に至るわけです。

そして私が志を同じくする仲間と共に今年の1月に発足させたのが、woman×プロティアン(on-lineコミュニティ)です。

woman×プロティアンは、女性が当たり前に向き合う課題、誰もが、私自身も、感じる課題を共有し、キラキラではなく等身大の自分が‟「らしく働く」社会の実現“ を目指し、現在170名を超える女性と活動しています。

人生100年時代において働き方に変化を求められるようになりましたが、100年以上も前から女性は変化に富んだ人生を活(い)きてきました。

そうした女性のキャリアに、プロティアンをヒントとして、より一層「らしく働く」ことを一緒に目指したいと考えています。

最後になりますが、4年前に独りで「らしく働く」ために悩み、考え、動いて今のStyleに結びつきました。

独りで悩んだ経験があるからこそ感じるのは、キャリアは独りで悩むよりも同じ女性同士でパラレルなキャリアについて共有することが「らしく働く」への近道になるということです。
まさしくそれがwoman×プロティアンです。

皆様、いつでもご参加をお待ちしています。是非一緒に「らしく働く」道を踏み出しましょう!

オフィスSAMI 代表 水藤麻美
WOMAN×プロティアン 代表

コラム著者

水藤 麻美

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