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2023.03.28 コラム

コラム「祝!きゃりぽ4周年」

本日きゃりぽは、皆様にお力添えいただいたおかげで4周年を迎えることができました!

また、きゃりぽの総会員様数が、おかげさまで「1000名」を突破いたしました!
マッチング機能でもある「キャリコン名鑑」への登録数は、まもなく「900名」に到達いたします!

会員様数が増えたことで、キャリコン同士の交流の活発化だけでなく、きゃりぽを通じてのお仕事依頼の増加などにも繋がっております。
次のステージとして、キャリコンを必要とする依頼者の方にもきゃりぽをご活用いただきたいと考えております。

きゃりぽでは更なる改善を行い、キャリコンの認知度向上、さらに活動の場が増やせるよう引き続き尽力していきますので、これからも、きゃりぽをどうぞよろしくお願いいたします。

今回は、 『キャリアコンサルタントの歩み方2』の執筆や、キャリコンプレスのインタビュー記事にご協力頂きましたAZキャリアの砂田梓冴さんより、お祝いのコラムをいただきましたので、掲載させていただきたいと思います。

こんにちは。
キャリアコンサルタントの砂田梓冴です。

『きゃりぽ』の開設4周年、おめでとうございます!
総会員者数が1,000名を突破されたとのことで、後もますます需要が高まる「きゃりぽ」へ、コラムとしてお祝いの気持ちを寄せたいと思います。

『きゃりぽ』の想い

私はこれまで15年ほど人材業を中心にキャリア支援の仕事を続け、2019年からはキャリコンとして独立し、イキイキと働く人を増やしたいという想いで仕事をしています。

ですので、昨年末にキャリコンインタビューで私のことを取り上げて頂いた際、「営利目的ではなくキャリコンの普及と成長をサポートしたい」という「きゃりぽ」の真摯な想いに大変共感しましたし、感銘を受けました。
「きゃりぽ」が皆さんから支持されるのは、そんな純粋な想いに皆さんが導かれているからなのだろうと思います。

キャリコンとしての想い

ここでひとつ、私が大好きな言葉を紹介させてください。
スティーブ・ジョブズが2005年の米国スタンフォード大学卒業式の祝賀式で卒業生に向けて行ったスピーチは皆さんもよくご存知かと思いますが、その中の一文です。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.

(日本語訳)
将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。

「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳|日本経済新聞

振り返ると、いま私がキャリコンとしてやっている仕事は、以下のような過去の経験=「点」の繋がりが「線」となった結果のように思います。

・学生時代、誰から言われずとも試験前になると友人を集めて勉強会を開いていたこと
・バンド活動を通じて人前で表現する喜びを実感したこと
・美術系の学校で学んだ色彩感覚や構図感覚(研修のスライド作成の時に活きている)
・離婚や不妊治療、育児などの人生経験

でも、当時の自分はただがむしゃらに目の前のことに没頭していただけです。
まさにジョブズの言葉通り、将来を予測して逆算してやっていたわけではなく、気づいたら自分の糧となっていたわけです。

最近は女性の再就職支援に関するセミナーや面談の依頼を受けることが増えました。
お話しをしていると、ブランク期間や子育てをしていることがネックにならないか?という不安を抱えている方が多いように思いますが、実はそれも立派な経験。
ビジネスに活かせることも多いので、「決して無意味なことはない。きっとそれは必ずどこかで線となって繋がる瞬間が来る」とお伝えしています。

変化の激しい時代を生き抜くために大事なのは、自分の持っている「点」に気づくことや、目の前の「点」が必ず将来の「線」に繋がっていくと信じて取り組むことだと思いますし、私たちキャリコンが介在する価値はその気づきや取り組みへの伴走だと考えています。

最後に

人生の伴走者として重要な価値を持つキャリコンですが、その認知度はまだまだ低いという現実があるように感じています。
そのような中で「きゃりぽ」というプラットフォームはキャリコンの認知度を高め、企業とキャリコン、キャリコン同士、これからキャリコンを目指す方々の有機的な繋がりを生み出す存在として大変貴重だと思います。

「きゃりぽ」を通じてイキイキと働く人が増える社会を願い、お祝いの言葉とさせていただきます。

コラム著者

砂田 梓冴

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