今回は、美冬キャリア 代表の降幡 美冬（ふりはた みふゆ）さんのインタビューをお届けいたします。
主な活動内容である、多くの悩みや不安を抱えながら働く女性への支援と企業でのキャリア支援についてお話を伺いました。
会社に勤めながらどのように独立の準備を進められたのかを含め、苦労されたこともお話頂きましたので、特に地方で活躍したいというキャリアコンサルタントの方に参考にして頂けたらと思います。もちろん、それ以外に方にも役立つ情報満載の内容です。
お話を伺う中で、更に詳しく質問をさせて頂き、下記記事に掲載しきれない降幡さんの熱い思いをお話頂きました。それらを含めたインタビューの全貌をきゃりぽ公式Youtubeチャンネルにて公開しておりますので、是非ご覧ください！
これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。
大学卒業後、菓子業界、宝飾業界、建築設備メンテナンス業界の異なる業界で、販売、事務、営業という職種を経験しながらで２３年間民間企業に勤務しておりました。
直近の建築設備メンテナンス業界で管理職になり、現場に出る傍らで全国の社員教育にも従事し、女性社員の多岐に渡る悩みや不安に触れる機会が多くなりました。
自分自身も仕事と家庭のバランスがうまく取れずメンタル不調に陥った経験もあります。
そうした悩める女性達のために、何か私にできることはないのかと考え始めたのがキャリアコンサルタントを目指したキッカケです。
キャリコンの活動領域、またどのような思いをもってお仕事をされているかを教えてください。
活動領域は主に二つあります。
一つ目は企業様向けに人材教育のための研修の実施、職場環境改善や人材採用などのコンサルティング。
二つ目は働く女性個人向けの活動で、自治体主催の就労支援研修のほか、自主開催でキャリアデザイン講座の開催、そして個人向けキャリアコンサルティングです。
当初は働く女性が笑顔で過ごせることを願って個人向けに活動を始めましたが、女性の幸せを願えばこそ、働く環境自体の改善が必要だと気づき企業領域に進出いたしました。
女性以外の方も幸せになってこそ、女性も共に幸せになる。働く人も企業も地域も笑顔になって欲しいと願っています。
キャリコンとしての営業方法を教えてください。
自分がどんな思いを持って、どんな活動をしているか、どんなことができるのか、とにかく伝えていくことを大事にしています。
出会いは大切にし、どんな些細なことも頼まれたことはできる限り断らない。
最初はお金にならなくても、まずはGIVEの精神を忘れずに対応する。
それを続けるうちに名前を覚えてもらうようになり、自治体や企業様から少しずつお声をかけていただけるようになりました。
また自分主催の講座やカウンセリング等の宣伝や広告もしていました。
キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。
全くの異業種、その上、人事も経験したことがなかったため、経験実績、社外の人脈、資金も無いところからのスタートでした。
人脈の作り方もわからず手探りでしたので進みが遅かったです。
キャリコンになろうと考えてから、資格を取って退職するまで２年間かかりました。
務と並行しての準備も大変でしたが、独立してからもすぐにはお金に直結せず不安ばかりでした。
そんな中でも様々な方のお悩みを聞き、気持ちの整理のお手伝いができるのが活力でした。
