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2020.11.12 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 本木 和子さん

アメリカに滞在している間に出会ったキャリアカウンセラーの影響もあると伺いましたが、具体的にはどのような影響を受けたのでしょうか?

近所にあったコミュニティカレッジ(単科大学)から送られてきたダイレクトメールがきっかけで、2001年1月にキャリアカウンセラーという職業の方に初めて出会い、カウンセリングを受けました。

その時感じたのは、「会話が心地いいなぁ」、「カウンセラーという職業ってカッコイイ、素敵!」でした。

キャリアカウンセラーの方から「これまでの経歴」、「今後何がしたいのか」などについてオープンクエスチョンで尋ねられたことによって、自己洞察が深まり、今後の方向性が見えてきました。

そして何よりも前向きな気持ちにもなりました。

渡米直後で、この先自分のキャリアはどうなるのだろう、ととても不安な時期でした。そういう時期に、この出会いがあったのは運命でしょうかね。帰国後にキャリコン資格を取得し、今に繋がっていると思っています。

キャリコンに求められる資質や必要なスキルはどういったものだと思われますか?

人の支援をするために必須のスキルである傾聴や寄り添うといった態度はもちろんです。しかしそれだけでは不十分だと思います。

なぜなら、特に企業領域で活躍するキャリコンは、相談者に行動変容を促すこと、経営者には影響力を行使することが求められているからです。

キャリコンからの質問によって相談者は洞察を深め、真の自分に気づき、あるべき方向に向かって行動の変化が起こることが大切です。

相談者がそこに到着できなければ“本当のキャリアコンサルティング”になっていないと思います。相談者が一歩と言わず半歩でも前に進んで頂けるようにするのがキャリコンである私に求められている役割だと考え、真剣に向き合っています。

キャリコンとして、どのような人たちに、どのような支援をしたいとお考えですか?

働く人たちを支援したいと考えています。その中で最も力になりたいのは、企業で部下を持つ管理職の方です。

働く人たちの問題を聴いていくと、組織に課題があったり、上司がしっかりと部下をケアすることができていないことが多々あります。

上司のほうも、部下に能力を発揮してもらうためにどう働きかけたらいいか、など、適切な関わり方が分からない、と悩んでいる管理職が多いようです。

管理職の方が、そういう力を向上するのを可能にするように研修をとおして支援したいと考えています。社内の人間が講師をしている研修では人事などの目が気になり、自分の弱いところを見せられない人が多いと聞きます。外部の人間として何の遠慮もせず、心を開いて受けられる研修を提供していけたらと思います。

キャリコンは、企業内に必要だとお考えですか?またその理由を教えてください。

企業にはぜひキャリコンを外部専門家として契約し、ご活用頂きたいと思います。社員や管理職の方が、必要な時に専門家にすぐに相談できる体制がとても大事だと考えます。

社内の人がキャリコンとして相談を受けている企業もありますが、やはりキャリコンは組織から独立しているのがよいと思います。組織に雇用されておらず、伝えるべきことを伝えることができる健全なパートナーといったところでしょうか。

キャリアコンサルタントとして、経営者の方に知って欲しいキャリア意識醸成の重要性と、経営者としてすべきことはどんなことだとお考えですか。

まず経営者の方には、従業員それぞれの働く理由や想いをよく知ってもらいたいと思います。

そこを理解した上で、一人一人がその組織に留まり、自分の力を発揮したいと思うポイントを見つける努力をして頂きたいのです。そして会社が従業員の能力開発を重要視していることを明確にすることが大事です。

管理職が部下を適切に鼓舞でき、能力開発に主眼を置いた、人事評価ではない面談ができるような環境を整備するべきではないかと思います。

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今後より一層キャリコンに期待されることはどんなことだと思いますか。

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