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2020.11.12 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 本木 和子さん

今後より一層キャリコンに期待されることはどんなことだと思いますか。

自分のキャリアに興味を持ち、自律的にキャリア開発を行っていく“キャリア自律”の重要さをもっと広めることです。

企業に属していることが安泰ではないこと、生きていくためには学び続けることや、環境に対応して自分が変わらなくてはいけないこと、などを改めて伝えていく必要があると思います。

現在のようなコロナ禍において、キャリコンは一番頼りにしていい存在のはずです。

そのためにキャリコン一人一人が、“キャリア自律”のお手伝いができることや、自らの活動や想いについてしっかりと発信していく必要があると思います。

そして働く人に対しての個別キャリア面談のほかに、組織の経営者などへキャリコンとしての影響力を行使していくことこそが、期待されていると思います。

キャリコンの存在が当たり前になっていくためには、どうしたらいいとお考えでしょうか。

難しい課題ですね。キャリコン資格取得者が最も期待することであり、かつ最も難しいと感じていることではないでしょうか。

一つの課題として、キャリコン資格を持っていてもキャリコンとして活躍していない、或いは名乗っていない多くの“隠れキャリコン”の存在があります。

地方で活躍されているキャリコンの方の中には、長年「私は顧問キャリコンと名乗っている」と仰っている方がいますが、資格を持っている全員が同じように名乗ってもよいのではないかと私は思っています。

そして相談者を待つ受け身の姿勢ではなく、相談室から外に出てもっと能動的に動き、相談業務以外の研修講師などキャリコンの仕事理解を促し、個人にも組織にも影響を与えることができる大きな存在であることを証明していくべきだと考えています。

澤田

貴重なお話を聴かせて頂き、ありがとうございました。


インタビューを受けてくださったキャリアコンサルタント

本木 和子

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