キャリア&イメージデザインスタジオ フクシアの福士しょうこさんに、これまでのキャリアやキャリコンとしてのお仕事などについてお話を伺いました。
「人生100年時代」をテーマにキャリコンとして、またアパレル業界でのご経験からSDGsの取り組みにも興味を持ち活動をしておられます。今後の目標についてもお話頂きました。
また、 今回からYouTubeのきゃりぽ公式チャンネルにて、インタビュー風景を公開いたしますので、是非ご覧ください! インタビュー動画へのリンクは記事の最後にございます。
これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。
長年、アパレル企業でラグジュアリーブランドのバイヤー・マーチャンダイザーなどをプレイングマネージャーとして携わってきました。
6年前に退職後、ハローワークでキャリアコンサルタントの方が行う求職支援セミナーで国家資格になったばかりでこのような仕事があることを知りました。
常日頃から人生において働くということは大事なことと思うところもあり、目指すことにしました。
イメージしていたのはキャリア講師でしたが、実際に学んでいくうちに一人ひとりのキャリア形成・カウンセリングについての重要性にも気づいていきました。
キャリコンとしての活動領域について教えてください。またどのような思いをもってお仕事をしておられますか?
大きく分けカウンセリングと講師活動に力を入れております。
領域は学生支援、若者支援です。
キャリアコンサルタントの資格取得後に都内の大学内キャリア支援センターにて、相談業務を行っています。
学生から社会人になるという節目に係わるという責任の重さを感じつつ、一人ひとりのより良い未来のために寄り添って関わることを心掛けています。
1年前から高校生のキャリア支援(進路に関する講演や模擬面接指導)も行っています。
また今年度は東京都の東京都が国内外のビジネス展開を志す若手ファッションデザイナーを支援する事業に携わっています。
この支援では、「ビジネス意識啓発セミナー&ワークショップ」のセミナー後に個人相談を担当しています。
前職のアパレル企業での経験とキャリアコンサルタントとしての知識や経験も活かし取り組むことができ、刺激を受けながら楽しく業務を行っています。
キャリコンとしてのお仕事の獲得方法を教えてください。
営業活動といえるのは、人との出会いを大切にしていることです。
養成講座での仲間からの紹介など、ほとんどのお仕事は、人脈からつながっています。
その他インターネット求人に応募したり、ストリートアカデミー(通称”ストアカ”)を利用し、セミナーなどを開講しています。
キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。
キャリコンの実績や経験が当初なかったことや、年齢的にもハードルが高いなど難しく感じました。
ハローワークで検索しても年齢を入力すると応募先、職種は激減しました。
国家資格取得直後は様々な企業、機関に応募しましたが書類はほとんど通過しませんでしたが、インターネットなどを利用しあきらめずに応募を続け、現在の大学のキャリア支援にご縁をいただきました。
企業研修の案件も求める講師像の年齢を超えていることから、応募ができないこともあります。
今も日々、常に勉強し、新しいことにチャレンジするなど前向きに物事を考えながら乗り越えております。