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2021.09.15 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 古澤 真木子さん

ウィメンズキャリアメンター®を取得の理由を教えてください。またキャリコンとしてもどのような方々を支援していきたいとお考えですか?

基本的に「女性」それも「働く女性」を支援したいと思っています。
子どもにとって一番身近で背中をみせてくれるのは母親だという思いもあり、キャリコンを取得後、女性のキャリア支援に特化したメンタリングという、ウィメンズキャリアメンター®も取得しました。

私自身の経験からお伝えできることもあるので、今後は「営業」×「女性」×「両立」に課題を感じている方をサポートできたらと考えています。
もちろん女性に限らず、誰もが人生のオーナーシップを持って生きていって欲しいなと考えています。

会社の利益に寄与するために努力した経験は絶対に誰にも奪われない、ご自身の財産です。
目の前の業務を、会社に言われたからこなすのではなく、ご自身がオーナーシップを持って取り組んでいただけるようご支援したいと考えています。

今後のキャリアプランを教えてください。

「営業」×「キャリアコンサル」という領域で活動したいと考えています。
現在、営業職ではなくなったことで改めて営業職への想いや、自分の強みに気づくことができました。
仕事と介護の両立支援コンサルティングのように、お客様と一緒にコンテンツを制作して提供するのが好きです。

私にとって営業職は「対面で人と関わることが好き」、「能動的に行動できる」といった特性を活かせるお仕事です。
仕事と介護の両立支援コンサルタント営業の時は、売り上げに貢献することは当然ですが、そのうえで私はお客様にとって愛着の持てる商品になるよう働きかけたり、お客様にとってもベネフィットが最大化することを意識して行動していました。

BtoBtoE(Employee)ビジネスの場合、企業の人事担当者の思い入れのない施策やサービスは、従業員に伝わらないと考えるからです。
誰も使ってくれないサービスやコンテンツをお売りしても、誰もハッピーにならない。

サービスを受け取る従業員の心に響くものを届けたい。
その想いが波及して、結果的には4年間で売り上げが10倍に達したのだと思います。

ですから、講師やキャリアコンサルタントとして目の前にいる人をご支援するだけでなく、商材(研修やセッションやツールなど)を企画したり、売るような仕事に携われたら最高に楽しいと思います。

ご経験者として、また女性の再就職を支援する立場として、「女性の仕事と育児の両立」についてのお考えや想いをおきかせください。

女性の側にも無意識の思い込みがあると思います。
私自身、「子どもがまだ小さいから」「私なんかにできない」「夫より収入が少ないのだから仕方ない」などという気持ちがありました。

でもやってみると出来ないことって少なくて、ひとつずつ実際にやってみることで思い込みが外れていったように思います。
子どもが出来てから人生で初めての出張、それも泊りがけの出張なども経験しました。

もちろん夫や子どもたち、祖父母の協力があってのことで、ご家庭によっては難しいこともあるでしょう。
周囲のサポートを見渡して、周囲を巻き込みながら、ひとつずつ「やってみなはれ」とお伝えしたいと思っています。

また小さいお子さんがいると急なお休みが心配だったりすると思いますが、私自身は30歳過ぎて学びなおしを経験した際に、「両立」体験を体験済みだったことが活きてきました。
当時、昼間は専門学校に通いながら、毎日17時から3時間、企業の人事部などでビジネスパーソンとして2年間稼働していました。

そこでは、日中不在時も業務が滞らないように、業務を属人化させないよう心掛けていました。
具体的にはメールには必ず他の人をCCに入れる、ボールは自分が握ったままにせずすぐに打ち返して、相手に預けることなどを意識して実践していましたので、再就職をしてからも両立しやすかったように思います。

すべてのビジネスパーソンにとって、日頃から業務を一人で抱え込まない習慣を身に着けておく方が良いと思っています。

「育児」「介護」「学びなおし」「治療」「パラレルキャリア」など何かと両立する、という働き方は今後スタンダードになっていくと思うので・・・
そういった仕事のやり方や心がけなどは教えてもらう機会がないので、「社外メンター」や「社内メンター」を活用してアドバイスをもらうのも良いかもしれませんね。

それから久しぶりに働いてみると、以前は使ったことがないツールややったことがない業務に出会うことも多いですが、「学びなおし」というほど大げさなことでなくても、「習ってないからわからない」「知らないからできません」ではなく、今はネットである程度の操作方法などを知ることができるので、まずは自分で調べてみる、まず触ってみる、という姿勢が何より周囲の理解やサポートを得やすくなるためにも大切かなと思っています。

澤田

本日は、貴重なお話をおきかせいただき、ありがとうございました。
働く女性、パラレルキャリアを目指す女性を支えるキャリコンとして、そしてメンターとしてますますのご活躍を応援しております!


インタビューを受けてくださったキャリアコンサルタント

古澤 真木子

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