キャリアコンサルタントのための
マッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

キャリアコンサルタントのためのマッチング・ポータルサイト
きゃりぽ

2020.01.10 インタビュー

更新:

キャリコンインタビュー 唯吉 久美子さん

キャリコンとしてどんなお仕事をしていますか?

以前は、採用代行・社内メンターなどをしていました。現在は主に、ハラスメントの通報があった場合に双方のヒアリングを行い、解決に向けて進めていく仕事が多いですね。

キャリコンとしての仕事をする中で、意識していることは何ですか?

例えば、どんなに自分と境遇が似ていたとしても、自己概念を出さずに傾聴に努めるようにしています。

キャリコンになりたての頃は「あの技法が使える!」と考えながら傾聴していましたが、しっかりと傾聴していくと次第に意識しなくても自然にできるようになりました。

キャリコンとしての得意分野を教えてください。

企業での従業員が働きやすい環境・制度・福利厚生が大事になってくると思うので、キャリコンとして、従業員に対してヒアリングすることで内面から、社労士として制度・風土の整備を行うことで外側からの、両方からアプローチすることができます。

企業領域においてキャリコンにはどんな役割があるとお考えですか?

従業員の方が毎日来たいと思えるような会社づくりの一助になりたいと考えています。

また、従業員が採用できなくて廃業に追い込まれる企業もよく聞くので会社のことも支援していく必要があると思います。

現在は主に、個人に対してキャリコンをされているのがと思いますが、今後は研修などのグループ全体に対してはどうお考えですか?

顧問先以外の企業で研修だけを行うというのはあまり考えていませんが、人材開発の中で研修が必要になった場合には取り入れていきたいと思います。

人材開発は、企業が求める人材像を明確に設定した上で職務や能力に応じて評価制度などとも連動させながら体系的にプログラムを組んでいく必要があると考えています。
なので顧問先以外での実施はあまり考えていません。

しかし、コンプライアンス研修や考課者研修などスポット的に実施できる研修等は取り入れていきたいと思います。

今後のキャリアプランについて教えてください。

今後ADR法が整備されて行くことにより、紛争が増えていくのではないかと予想されるので、紛争に関わることができる特定社労士の資格を取得したいと思っています。

法律の方の知識を深めたいとも思っているので、行政書士の資格を、キャリコン関連で取得したいのはメンタルヘルスを取得したいと思います。

今後も資格取得を目指されていますが、勉強に対するモチベーションを保つ秘訣はありますか?

多くのことに興味を持っているのと、勉強が好きなんです。
性格上、常に活動していたいと思っており、これらのおかげで続いていると思います。

キャリコン導入を検討している団体・組織へメッセージをお願いします

従業員の早期退職には、従業員・企業の双方にデメリットがあります。
従業員側では、勤続年数によって退職金が支給されない、企業側では、採用・教育のコストがかかってしまいます。

この問題を極力社労士が折り合いをつけ、キャリアコンサルタントとして従業員に働きやすい環境を整えるお手伝いをすることで、企業には労働生産性のアップ・利益の確保ができるのではないかと考えます。
双方ともメリットを生み出すというところで関わっていきたいと思います。

澤田

唯吉さん、ありがとうございました!


インタビューを受けてくださったキャリアコンサルタント

唯吉 久美子

>詳細


コラム・インタビュー募集中!

きゃりぽのコラム執筆及びキャリコンインタビューに興味をお持ちの方は、下記から詳細をご確認ください。

きゃりぽのコンテンツ